活動報告

妙心寺開基花園法皇忌献茶式(令和2年11月11日)

献茶式会場の玉鳳院

境内は紅葉が色づき始めていました

献茶奉仕される家元
副席の小方丈でお茶を召し上がる家元
11月11日、京都市右京区にある妙心寺において、開基花園法皇忌に合わせ献茶式が行われました。

この献茶式は昭和22年頃に12世猗々斎宗匠が山内有志の和尚様方と図られて戦後の荒廃した人心に少しでも潤いを与えようと創始された献茶式です。以来70数余年がたちます。今回はコロナ禍が続く中ではありますが、とり得る限りの感染対策をとりつつ、呈茶席・副席も行う事になりました。家元として多数のお客様をお招きしてお茶会は、2月の福岡での初釜以来9ヵ月振りとなります。開催に尽力いただいた妙心寺様には心より感謝申し上げます。

午前9時、玉鳳院において小倉宗俊管長猊下御立会いのもと、家元が献香の後、濃茶・薄茶を尊前にお供えし献茶式は終了しました。例年ですと玉鳳院内の8畳間で天目台に天目茶碗のを載せお茶を点て出しで差し上げていましたが、感染対策として密集・密室を避け、不用意な接触を避ける意味もあり、献茶会場でお茶を差し上げることとなりました。

また、副席が小方丈に設けられ、点前・後見はじめ水屋の皆さんもマスク着用にご協力いただき、対策をとりながらの茶席となりました。それでも久しぶりの茶席を皆様に楽しんでいただけたことと思います。

縣神社茶壷口切献茶祭(令和2年11月5日)

縣神社の鳥居

神前に奉納され口切を待つ茶壷

取材をお受けになる家元

茶臼で挽かれた新茶を茶桶から棗に移されている家元

11月5日、宇治市にある縣神社において恒例の茶壷口切献茶祭が執り行われました。この献茶式は、宇治の名産である宇治茶にまつわる茶業振興を願ってその年の新茶を、神前で口切し、家元のお点前によりお茶を奉納します。

この日、家元は朝日放送テレビの取材を受けており、献茶会場に入られるところからの取材でした。献茶式は午前10時30分、縣神社神前で行い、担当茶師である堀井長太郎氏が口切を務められ、茶壷の口を切り茶臼で茶が挽かれました。挽かれた茶は茶桶に集められて家元に渡され、その茶を棗に移されてから茶碗に茶を入れて濃茶を練られました。引き続いて薄茶も神前に奉り、献茶祭は終了しました。

例年ですと献茶祭に続いて境内の小間「棠庵」において新茶による濃茶を、書院にて薄茶を振舞いますが、コロナ禍中であり茶席は取りやめとなりました。来年は是非とも茶席を設けることができるようになってほしいものです。

秋期講習会(令和2年10月24・25日)

検温を受ける受講生

模範点前をする講師

最後に御家元より受講証を授与される

10月24・25日(土・日)、公益財団法人藪内燕庵の主催で秋期講習会を開催致しました。この講習会は基礎相当(初段配当)の講習会です。特に今回は新型コロナウイルス感染症の流行以来初めての講習会であり、とり得る限りの対策(受講者数の制限・家元来庵時の検温・手洗いアルコール消毒の励行・ソーシャルディスタンスの実践・マスクの常時着用・濃茶飲みまわしの禁止等)を講じての講習会となりました。

初日、開講式を行い、御家元から今までのコロナ禍のお見舞いと今回の講習会に精励されることを望まれる旨のお話しがありました。講師により模範点前が示され、その後、緝熈堂と亡指・郁庵に分かれ講習を行いました。少人数ながら緊急事態宣言以来の講習でしたが2日間熱のこもった講習が行われ皆さん熱心に受講されていました。

伊勢神宮献茶祭(令和2年10月18日)

早朝の宇治橋

御家元と参列の社中の皆さん

神宮の神職の方に先導いただき、内宮の特別参拝へ

献茶式の会場である神楽殿に掲示された献茶式の告知

10月18日、三重県伊勢市にある伊勢神宮内宮において、藪内流の献茶祭が執り行われ、御家元がご奉仕されました。

日、例年茶席をお手伝いいただいている竹風会東海支部の有志の皆様と、その他支部も合わせて15名が駆けつけてくださいました。社中の方が参列いただいての献茶式は緊急事態宣言前の4月に行われた伏見稲荷大社の献茶祭以来です。

午前10時、神宮の神職の方にお出迎えいただき、御家元を先頭に内宮の御正宮へ進み、10月から再開された垣内の特別参拝をさせていただきました。午前11時からは神楽殿に置いて献茶式が行われ、祝詞奏上に続き、御家元が献香・濃茶・薄茶を神前に奉られました。雅楽が奏される中、神楽や人長舞が舞われ、厳かに終始しました。残念ながら今年はコロナウイルスの影響で直会(食事)・茶席の用意はできませんでしたが、来年は例年通りに開催できることを願わすにはいられません。

豊国神社献茶祭(令和2年9月19日)

伏見城の遺構と伝わる唐門(国宝)

唐門に掲げられた献茶祭の告知

本殿前の御白州にて献茶奉仕されるお家元

献茶御領具である瓢箪型の台十能

令和2年9月19日、京都市東山区の豊国神社において献茶祭を行いました。豊国神社の御祭神は豊臣秀吉公です。この献茶式もコロナ禍の影響で、社中の参列をお断りしての献茶祭となりました。

午前10時30分、神職方と参進されたお家元は点前座に着座されました。献茶をお家元が奉仕され、御祭神と社殿南側に建ちその奥方、北政所様を祀る貞照社にそれぞれ濃茶・薄茶を献じられ、無事献茶式を終えることができました。

ここで1つ珍しいものを紹介します。献茶の茶道具は献茶が始まった際に神社に奉納されており、台子や茶碗など献茶に必要な茶道具はすべてお社にお預けしています。一番右の写真は奉納された茶道具の1つで瓢の形をした台十能です。こちら以外で瓢箪形の台十能はみたことがありません。やはり御祭神である秀吉公の千成瓢箪からのデザインでしょう。とても愛らしい形です。

御寺泉涌寺献茶式(令和2年9月2日)

献茶の点前を奉仕をされる御家元
心静かに点てられたお茶は取次の僧侶様により、和宮様尊前にお供えされました

令和2年9月2日、京都市東山区にある御寺泉涌寺において、恒例の献茶式を行いました。今年はコロナウイルス感染防止の為、参列者をお断りし、茶席も設けずに行いました。この献茶式は、幕末の動乱の中で公武合体の象徴として、徳川家に降嫁された皇女和宮様(落飾後は静寛院宮)を追悼する献茶式です。和宮様は降嫁前に藪内流の茶の湯の手解きを受けられていたご縁があり、戦前、11代透月斎宗匠が念願していた和宮様へ献茶式を昭和7年(1932)に宮内省(現在の宮内庁)の許可を得て創始し、現在まで続いています。

午前10時30分、泉涌寺長老上村猊下以下山内僧侶方と共にお家元が会場である霊明殿に入堂されました。参列者は藪内和子大奥様のみご着座。読経の響く中、香を献じる献香の後、お家元が点てられた濃茶・薄茶を尊前にお供えし、献茶式は滞りなく終了しました。

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 2020.11.6

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 2020.10.7

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 2020.10.7

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 2020.10.7

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 2020.09.14

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 2020.07.29

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 2020.06.27

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 2020.06.23

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 2020.06.09

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 2020.05.07

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